特定非営利活動法人
こがねい子ども遊パーク
2018年度後半 小金井市冒険遊び場事業 活動報告
★3月 野外の親子ひろば「いちご」
子どもにとって外遊びは心と体を開放する大切な経験で、特に乳幼児の頃から自然に触れることは子どもの成長に欠かせません。
「いちご」やプレーパーク、是非利用してみませんか?
開催日時:3月14日(木)10:30~12:00
開催場所:いけとおがわプレーパーク
3月の「いちご」には11組の親子が参加しました。先週はあいにくの雨で中止でしたが、今回は晴れ、延期開催できて良かったです。手まり寿司を作るため、焚き火でご飯を炊きました。

初めに、広場で「アブラハムの子」を歌いました。プレーリーダーが歌いながら手や足を動かし、親子も真似して動きます。
歌わないで他のところへ行く子もいたけれど、お母さんは気にしないで子どもに寄り添ってもらえば大丈夫です。子どもは興味、関心のあるものに向かって行くのが当たり前、ここはやってみたいことができる場所です。
次に、玉入れをするための玉を作りました。新聞紙をビリビリ破り、くしゃくしゃと丸めて出来上がり。お母さんと一緒に子ども達もちぎったり丸めたり、たくさん玉を作ってくれました。


それから、ブタさんの箱とタヌキさんの箱、好きな方に玉を入れてもらいました。おもしろそうだと戻ってきた子達も加わり、みんなで入れて両方の箱が山盛りになりました。


今度は箱一杯になった玉を外に出してみることにしました。一人の子が「ポイッ」と玉を投げると他の子も玉を取って投げるような真似をしました。
「うちの子、こんなことできるんだ。」とお母さんがうれしそうに驚いていました。幼児期にできることできないことの個人差は大きいですが、1歳から3歳の子達が一緒に玉入れで遊べて良かったです。

玉入れの後は自由遊びに移りました。フラフープで遊んだり、ままごとをしたり、勇敢に池の橋を渡った子もいましたね。
お釜で炊いたご飯をバットに移し酢飯にしてから、各自でラップに包んで持参したトッピング食材をのせて手まり寿司を作り、みんなで食べました。


食後にプレーパークに遊びに来ていた他の親子と遊び、交流する親子もいましたね。
4月はお休みで次回は5月9日(木)に泥や粘土で遊び、プレパ鍋をする予定です。
報告 松下(りんだ)
★1月 野外の親子ひろば「いちご」
子どもにとって外遊びは心と体を開放する大切な経験で、特に乳幼児の頃から自然に触れることは子どもの成長に欠かせません。
「いちご」やプレーパーク、是非利用してみませんか?
開催日時:2月7日(木)10:30~12:00
開催場所:いけとおがわプレーパーク
2月の「いちご」凧作りには20組の親子が参加しました。節分も過ぎ、季節は冬から春へと移りつつあります。当日は連日の寒さが和いで昼にかけて少しずつ暖かくなりました。

初めに「グーチョキパーで何作ろう」の手遊びをしました。子ども達は左右の手をパーやチョキにしてかわいい蝶々やカニ を作りました。
次に簡単な凧作りをしました。予め凧型にカットしたビニールにストローをテープで止め、紐を通してしっぽを付ければ出来上がり。子ども達にはマジックで絵をかいてもらいました。




また、紙に模様を描いてからカタツムリの殻のように鋏で切ると出来るぐるぐる凧や、ビニール袋に紐を付けるだけの凧など、親子で好きな凧を選んで自由に作りました。


下の子を連れたお母さんなどには、ボランティアスタッフがつき添い手伝いました。



まだ小さい子にはお母さんが凧を動かして見せます。子どもも「何かな?」と興味津々。もうすぐ幼稚園くらいの女の子は作った凧を持って走り、しっかり凧揚げに なっていて頼もしかったです。
その後、鍋で味噌汁を作り、みんなでお昼ごはんを食べました。


男の子が帰り際、作った凧を誇らしげに見せてくれました。

そして、食べ終わってから小学生のお姉さんにたくさん遊んでもらった女の子、満面の笑顔がかわいかったです。
次回は3月7日(木)に手まり寿司を作る予定です。
報告 松下(りんだ)
★1月 火をつかって遊ぼう!
開催日時:いけとおがわ
1月22日(火)~24日(木)15:00~16:30、26日(土)10:00~16:00
くじら山
11月16日(金)15:00~16:30
3学期になりました。寒い日も多く、プレーパークでは焚き火が欠かせない季節です。
今回は火を使っていろんな遊びが出来ることをみんなに知ってもらいたくて、このイベントを企画しました。遊びのメニューは焼きビー玉、釘ナイフ作り、べっこう飴作り、マシュマロ焼き、焼き板、炭作り、焼き物です。
プレーパークでは焚き火が許可されているので、普段から焼きたい物を持って来ればいつでも焼くことができます。よく来る子達はマシュマロだけでなく、芋やみかんなども焼いて食べています。ただし、焚き火をする時は、まずバケツに水を準備する、煙は必要以上に出さない、最後は穴を掘り水で消火してから埋めるなどルールがあります。子ども達にはしっかり火の扱い方を学んで遊んでほしいと思います。
最近では環境の問題からも焚き火ができなくなっていて、焚き火の体験が出来ることはとても貴重です。今回のイベントは毎日新聞や読売新聞に紹介されたため反響があり、土曜日は多くの親子が訪れ、立川市や杉並区から来た親子もいました。
【焼きビー玉】
ビー玉を焚き火で熱してから、水の入ったバケツにそっと落とすとビー玉にヒビが入ります。そのヒビが模様のようだったり、キラキラ輝いてきれいです。たまに割れて残念な結果になってしまうこともあります。「私の様にならないように気をつけてね。」ある小学生女子が周りの子達に呼びかけていました。
上手く出来た焼きビー玉は割れ防止にマニキュアを塗り、針金を巻いてペンダントやキーホルダーに細工することもできます。
自分で使いたい材料を持って来れば気軽に出来る遊びです。






【釘ナイフ作り】
火で熱した5寸釘をペンチで挟み、平らな石の上に置いて金槌で叩きます。何度も根気強く叩くと、だんだん釘の先あたりがつぶれてきて、更に叩くと少しずつ薄くのびてきます。再度火で熱して叩く作業を繰り返し、ナイフ状になったら、ヤスリ掛けをします。鍛冶屋さんになった気分が味わえ、男子達に人気でした。皆、真剣な顔でした。
なお、本物のナイフではないけれど、ペーパーナイフとしては充分使えるので、初めにナイフサックを作ってもらいました。
作ったナイフはしっかり管理してね。






【べっこう飴作り】
材料は砂糖と水だけ。容器に入れて火で熱すると砂糖が溶け、そのうち泡立ってきます。
今回は食紅を使って色つきのべっこう飴にしました。グツグツ泡立ってきたタイミングで色をつけます。赤、青、緑と赤を混ぜたりなど、自分の好きな色をつけました。火加減が大事で難しく、焦がしてしまうこともありました。
子ども達はカチカチに固まったべっこう飴を「甘い!」と嬉しそうに舐めていました。
そばで見ていたお母さんは「家でもできるわね。」と、簡単にできることに驚いていました。






【マシュマロ焼き】
マシュマロを焚き火で焼いて食べると、とっても美味しいって知っていますか?
プレーパークでは常識ですが、初めて知った人は驚き喜びます。焚き火は熱いので少し長めの枝にさして焼くのがおすすめですよ。


【焼き板】
板を火挟みで持ち、火で炙り、炭になった表面をブラシで擦ります。
黒く焦げた板の木目などがメタリックに光って、味わい深い褐色の板に変身し、クレヨンやポスカなどで書き込みネームプレートにも利用できます。焼き板を体験する子は少なかったですが、体験した子は出来栄えに満足そうでした。



【炭作り】
松ぼっくりや木の実などを密閉できる缶に入れ、焚き火でしばらく焼くと燃えずにそのままの形で炭になります。数人の子でしたが、大学にあった数種類の木の実で炭作りにチャレンジしました。



【焼き物】
荒木田土という粘土で土器などを作り、数日乾かしてから焚き火で焼くと素焼きの焼き物が出来ます。イベント期間中は乾かし、焼くところまでいきませんでしたが、翌週以降に見事な土器を焼いた子がいました。女の子の代わりにお母さんがお皿を作りましたが、乾かしている間に割れてしまいました。再度のチャレンジ、お待ちしています。
報告 松下(りんだ)


★1月 野外の親子ひろば「いちご」
開催日時:1月17日(木)10:30~12:00
開催場所:いけとおがわプレーパーク
1月の「いちご」はお餅つきをしました。晴れて穏やかなお天気で21組の親子が集まりました。
初めにお餅つきの手遊び歌を「ぺったんぺったんぺったんこー」と親子で向かい合って手を叩きながら歌いました。

お餅つきの準備が整うまで遊びながら待ってもらいましたが、大きな臼に蒸したもち米を入れ、ボランティアの男性2人がよくこねてから、いよいよ参加者の親子さん達に順番についてもらうことになりました。

小さい子はお母さんと一緒に子ども用の小さい杵でお餅をつきます。子ども達は恥ずかしそうだったり、心配そうだったりしましたが、大きい子は一人で杵を持 ち、得意げについていました。
始めはスタッフが餅つきをする親子の写真を撮っていましたが、餅つきの終わった親が次の親子の写真を撮るようになり、みんなで手を貸し合いお互い様の気持ちが感じられる場となりました。



1回目についたお餅は細かくちぎってお雑煮に入れました。
2回目のお餅はきな粉や砂糖醤油と海苔にまぶして食べました。
つきたてのお餅はとても美味しいと好評でした。


その後、3回、4回と餅つきをしたので、何度もお餅つきをした子達もいましたね。
お雑煮、きな粉餅、海苔醤油餅、どれもお代わり自由でたくさん食べてもらいました。


次回は2月7日(木)に凧作りをしてみんなで遊び、お昼にお味噌汁の予定です。
報告 松下(りんだ)
★12月 野外の親子ひろば「いちご」
開催日時:12月13日(木)10:30~12:00
開催場所:いけとおがわプレーパーク
12月のいちごは、雨のため順延となり翌週12/13(木)に実施しました。
最初に、グラウンドに集まり、クリスマスの歌「あわてんぼうのサンタクロース」を歌いました。演奏は、親子ひろばいちごを支えてくれる、ボランティアのお母さん達がしてくれました。

それから、ブルーシートに上がって、クリスマスの工作を行いました。フェルトで作るサンタクロースと、トナカイです。トナカイの角は、プレーパークらしく、本物の木の枝を使いました。
子ども達は、お母さんに「あっ、サンタさんだ」、お母さんも「サンタさんにお髭を付けてあげようね」とお話ししながら、楽しく進めました。ボランティアのお母さん達も工作の補助に入ってくれました。工作しながら、お母さん同士でも、「男の子の遊びって大変で…」「うちの子の時はこうでしたよ」などと、会話が弾んでいましたね。先輩お母さんに話を聞いてもらうだけでも、安心する時がありますよね。ぜひこれからも、気負わず他のお母さんに話しかけてみてくださいね。

