特定非営利活動法人
こがねい子ども遊パーク
2016年度後半 小金井市冒険遊び場事業 活動報告
★3月 野外の親子ひろば「いちご」
開催日時:3月2日(木)10:30~12:00
開催場所:いけとおがわプレーパーク
3月の「いちご」はひな祭りをしました。前夜からの雨は止みましたが少し肌寒い天気で、参加者は少ないだろうと予想しながら準備して待っていると、6組の親子が来てくれました。
そのうち3組が初参加でした。
初めに「うれしいひな祭り」をみんなで歌いました。子どもたちはお母さんたちの歌に合わせるように太鼓や木琴などを鳴らしました。

次にひな飾り工作をしました。トイレットペーパーの芯に気に入った折り紙を糊付けし、顔をかいて貼ると出来上がりです。
おひな様とお内裏様を色違いで作りました。




終わりに、焚火で焼いたお餅を入れてお汁粉を食べました。
初めてお餅を口にする子もいましたね。
昼過ぎから雨が降り出してしまいました。
止み間に「いちご」が開催できて良かったです。
今回来てくれた親子がまた遊びに来てくれたらうれしいです。4月はお休みで、次回は5月11日(木)にボディペインティングなどをする予定です。
報告 松下(リンダ)


★1月 逃走中!
開催日時:1月25日(水)~27日(金)
開催場所:いけとおがわプレーパーク・くじら山プレーパーク
【いけとおがわプレーパーク】
今年も大人気の小学生対象イベント「逃走中」を開催しました。普段から鬼ごっこで走り回っている子どもたち60名が、うきうきと胸を弾ませ参加してくれました。
ルールは簡単で、子どもたちは時間内にハンターから逃げ切れば良いだけです。捕まると牢屋に収容されてしまいます。これを二回戦行いました。エリアもプレーパークと隣のグラウンドを使い、広範囲でした。


二回戦目はハンターが放出されるまでの子どもが逃げられる時間を決めるスタートゲームを行いました。じゃんけん大会をして勝ち残った子どもの人数が、その秒数になります。このじゃんけん大会も白熱しました。


ハンター6人が走り出すと、子どもたちはキャーキャー言って怖がりつつも、喜んで逃げ回っていました。ハンターからの挟み撃ちにあって捕まったり、うまくすり抜けたりとあちこちで面白いドラマがありました。子どもも夢中で逃げていましたが、大人も必死で真剣な戦いでした。
ロープを囲って作った牢屋が子どもたちで満杯になってくるとミッションタイムになります。ミッションは、地面にばら撒かれた一文字の言葉が書かれたカードを集め、皆で協力して5分以内に3文字の言葉を3つ作るというもの。生き残っている逃走者が捕らわれた子どもたちのために一生懸命に頭を使い、見事にミッションをクリア!牢屋の子どもたちは開放されてゲームが再開されました。最後までハンターに捕まらず、生き残った子どもも数人いました。

二回戦目のミッションは、捕えられた子どもたちが大縄跳びで一回跳べれば解放されるというものでした。二回戦目なので子どもたちは物置の陰に隠れたり、木に登ったりと各々見つからない工夫をしていましたが、ゲームの後半では生き残る逃走者も少なく、数人がハンターからの集中攻撃を受けて逃げていました。満杯になった牢屋からは「○○頑張れ~!逃げ切れ~!」と応援のコールが響きました。
終了後、休憩時間には、プレーパークからのマシュマロの差し入れを行い、皆で焼きマシュマロをして食べました。まだ体力の有り余っている子たちは、自分たちで逃走中をする姿が見られました。
【くじら山プレーパーク】
くじら山でも「逃走中」のイベントを開催しました。小学生だけでなく、幼児もやりたい子は参加できるようにしました。いつもは幼児の方が多いくじら山プレーパークですが、この日はチラシの効果もあって小学生70人が集まりました。
逃走中の牢屋スペースは、遊べるモンキーブリッジです。

2回目のミッションタイムでは、牢屋に捕まった子を逃がすためのじゃんけん大会をして、見事にクリアして全員逃げることができました。
途中休憩してマシュマロやクラッカーを焚き火で焼いて食べました。初めて焼きマシュマロを食べて喜んでいた子もいました。

始めのミッションは、「大縄を跳ぶ」です。慣れている小学生たちは軽やかに次々跳んで行き、幼児たちは小さい波を跳びました。
お母さんたちがハンター役になって、すばしっこい子どもたちを追いかけます。原っぱやくじら山を上ったり下ったり、走る走る逃げ足の速いこと。ハンターも負けじと追いかけます。体力的には子どもたちにかなわないので、2~3人で協力して捕まえようと頑張りました。

その後ハンター役は小学生に交代しました。ハンター志望で俊足揃い、前回とは勝手が違います。次々にタッチされてほぼ全員が捕まってしまい、子どもたちから文句が出る場面もありました。そこでルールの確認、ハンター役を減らして再開しました。ルールを作ったり変えたりすることは、遊びの中ではよくあることです。
5時で「逃走中」は終了しましたが、終わってから誘い合って鬼ごっこをする、走り足りない強者の子たちもいました。
★2月 野外の親子ひろば「いちご」
開催日時:2月2日(木)10:30~12:00
開催場所:いけとおがわプレーパーク
2月の「いちご」は節分行事で、参加者は12組でした。
初めに豆まきの歌をみんなで歌いました。

あとから赤鬼や青鬼役の大人たちが現れると、子どもたちは怖がって母親の陰に隠れました。しかし、母親と一緒に「鬼は外―!」と頑張って鬼に球を投げつけました。無事、鬼退治をしてみんなで拍手して喜びました。



次に鬼退治のために新聞紙を丸めて球を作り、段ボールでできた鬼めがけて投げました。最初は遠巻きにしていた子どもたちも段々前の方に行って元気に新聞紙の球を投げつけました。

それから、親子で自由に過ごしてもらい、豚汁ができるのを待ちました。
北風が強く吹いて寒かったですが、風よけシートを張った場所や工作ひろばで豚汁を食べました。初めて来た親子もみんなと話しながら美味しそうに食べていました。

次回3月2日(木)はひな祭りをする予定です。
お汁粉を作ってお待ちしています。 報告 松下(リンダ)
★1月 野外の親子ひろば「いちご」
開催日時:1月19日(木)10:30~12:00
開催場所:いけとおがわプレーパーク
1月の「いちご」は餅つきをしました。今回は寒い中、13組の親子が集まりました。
はじめに、みんなで「お正月のお餅つき、ぺったん、ぺったん、ぺったんこ」と手遊び歌を手をたたきながら歌いました。


お餅つきの準備ができ、初めに大人スタッフがよくついてから、親子で一緒にお餅をついてもらいました。「早くやりたいよ~」という子もいて、順番が来るとうれしそうについていました。


親子同士で写真を撮り合ったり、順番を譲り合ったりしながら和気あいあいと参加者全員でお餅つきをしました。初めての人がほとんどでしたが、中には貫井南児童館で先日お餅つきをしたという親子もいました。
ついたお餅はお雑煮に入れたり、海苔と醤油や黄な粉や餡子にまぶして食べました。


親子ともにたくさん食べて、みな満足そうでした。
次回2月2日(木)には節分行事をする予定です。 報告 松下(リンダ)
12月の「いちご」はクリスマス会をしました。
今回は18組の親子が集まりました。
みんなで「あわてんぼうのサンタクロース」の曲を、歌詞に合わせて手や足を動かしながら歌いました。
★12月 野外の親子ひろば「いちご」
開催日時:12月8日(木)10:30~12:00
開催場所:いけとおがわプレーパーク
それから、ひなたのグラウンドでマラカス作りをしました。
キラキラ光る色とりどりの折り紙を紙コップに貼り、中に木の実を入れました。子どもたちは小さな手で気に入った折り紙や木の実を取っていました。


早く作り終えた子はグラウンドで遊びました。

その後、作ったマラカスでクリスマスソングを合奏しました。
ボランティアのお母さんたちのリコーダーとギターの伴奏つきで「あわてんぼうのサンタクロース」「ジングルベル」「サンタが町にやって来る」「きよしこの夜」を歌いました。



大鍋で煮込んだクリームシチューができあがり、工作をした場所でみんなで一緒に食べました。
暖かく過ごしやすい天気に恵まれ、食べてしばらくゆっくりしている親子が多くいました。
次回1月19日(木)にはお 雑煮をする予定です。 報告 松下(リンダ)
★11月 野外の親子ひろば「いちご」
開催日時:11月17日(木)10:30~12:00
開催場所:いけとおがわプレーパーク
11月の「いちご」は焼き芋と落ち葉の工作をしました。晴れて風もなく暖かい日で、43組の親子が集まりました。
初めにみんなで「焼き芋グーチーパー」の手遊びをいっしょにしました。歌い終わるとグーチョキパーとじゃんけんをします。お母さんと子ども、また、隣の人ともじゃんけんをしました。




次に持って来た芋をドラム缶コンロに入れました。
芋が焼けるまで落ち葉の冠作りの工作をしました。プレーパークの周りにも紅葉した葉がたくさん落ちています。子どもといっしょに赤や黄色、オレンジや緑色などいろんな葉っぱを集め、それらを台紙に貼りました。
それぞれ個性豊かで素敵な王冠をかぶった子たちはとても可愛らしく、お母さんたちは我が子やお友達の写真を撮り合っていました。
「いちご」でもみんな集まって写真を撮りました。
芋の量が多く焼けるまで時間がかかりましたが、やっとお待ちかねの焼き芋ができました。みんなで美味しく食べました。
お腹がいっぱいになって、昼過ぎまで遊んでいるお子さんも多かったです。



次回12月8日(木)にはクリスマス会をします。クリスマスの歌を歌ったり合奏したりする予定です。
歌詞カードを用意してお待ちしています。 報告 松下(リンダ)
★11月 昔遊び大会
開催日時:11月8日(木)~11日(土)10:30~12:00
開催場所:いけとおがわプレーパーク・くじら山プレーパーク
『これから寒くなるし、お正月に向けて凧揚げや羽根つきの練習もしたいよね?!』
『熱中したら心も体も暖まるはず!』ということで、昔遊び大会を開催しました。
風の強い日も、しとしとと雨の降る日もありましたが、各日遊びに来てくれた子ども達と駒回しをしたり、ベーゴマ対決をしたり、凧を作ったりしました。
イベント後も羽根つきやベーゴマを楽しむ姿が見られました。
《こま》

幼児から大人まで気軽に楽しめる独楽。 長く回せるかだけでなく、手の上で回してみたり!
《けん玉》

「もしかめ」で大皿小皿を行ったり、来たり。 お次は「世界一周」に「飛行機」、得意の大技を披露!!
《ベーゴマ》

・色付け・
自分のベーゴマにキラキラのポスターカラーペンで愛情込めて色を塗って、
カスタマイズします。
・対戦・
始めたばかりは紐を上手く巻くのは
難しい様子。リーダーに巻いてもらって、勝負!カチン☆彡とぶつかり合って勢いよく弾き飛ばす!ベーゴマの魅力にハマります。

《羽根つき》
リーダー手作りの羽子板。まだ板に絵付けがされてはいないので、これから子ども達に描いてもらう予定。
カンッ・コンッ、カンッ・コンッ。
あら!この子たち普段やっている姿を見たことなかったけれど、上手いなぁ(^^♪

《凧づくり》
小金井公園で開かれるお正月の伝統行事、新春たこあげ大会。たくさんの子ども達に来て もらって和凧に親しんでもらいたい、凧作りを通して「考える」「工夫してみる」楽しみを知ってもらいたい、そんな思いで子ども達の健全育成事業に関わる星野正行さんが、竹ひごを手作りして凧作りを教えてくださいました。


・竹ひご・
学芸大学で孟宗竹を取らせていただきました。
①120cm×2cm程に割いて乾かす
②節を削り、1cm角程に整える
③3~4等分に割く
④カンナで仕上げる
凧はバランス、軽くて丈夫なのがいい。だから骨になる竹は薄く均一に、糸は3ヶ所から取って、紙が破れて裂けにくいように、色塗りを簡単に面白くなどとたくさんの工夫がされています。竹ひご作りの③は反りや幅を見ながら両刃のナイフで割いていくなど、難しい工程がありますが、今回はたくさん必要でしたし、リーダーや高学年の子ども達も取り組めるようにと、②節削り・④整形の道具をオリジナルで作ってくださいました! 年内は製作できるので、和凧を作って新春たこあげ大会に行ってみよう!!
この日は星野さんが仕上げ作業する傍で凧作りが始まりました。
←竹ひごをしっかり押さえて糊付けします。


細い縫い糸を三辺に張り巡らせて
紙破れを防ぎます。
